椎間板ヘルニア対策

腰痛対策には様々な身体の機能を知っておく必要がある。今回はさらに悪化した腰痛を取り上げたいと思う。椎間板ヘルニア、分離症、坐骨神経痛・・・いかにもひどい腰痛だなという感じがすると思う。ここまで来ると自分でケアして・・・などということでは回復しないことは明らかである。私から言わせれば、ここまで腰痛の症状が進行しないうちに腰痛対策をしてほしかったということである。そして言い換えれば、事故を除いていきなり上記のひどい腰痛にはならないということである。椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などのひどい腰痛は、前回説明した発痛物質が溜まって痛みが出る腰痛とは少し違う。基本的に言われていることだが、筋肉や神経、靱帯などが硬化した筋肉や骨などに常に当たることによって、擦れて慢性的な炎症を起こしていることが原因となる。この当たる場所の違いで上記腰痛の診断名がつくのである。ひどい腰痛はそれぞれいろんな病名がついているが、元をたどれば同じ腰痛なのである。私は今まで多くの腰痛患者を診てきた。今回のひどい腰痛になると非常に長期間に渡って我慢が必要となるケースが多い。やはり何ごとにも早期発見、早期治療が大切である。ひどい腰痛になる前に、きちんとした腰痛対策を実践してほしい。


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腰痛対策は早期治療


腰痛対策の根幹は、早期発見・早期治療である。椎間板ヘルニアのような症状になる前に、きちんとした腰痛対策をするべきである。今回は前回のひどい腰痛で逃げ場がなくなる理由を質問いただいたので解説したいと思う。実は通常人間の身体はいろいろな逃げ場がある。人間の身体は頭から足先までらせん状に連動している。通常の健康を保っている人は、しなやかな筋肉や靱帯、関節を持っているため多少の引っ掛かりなどは吸収してしまう能力を持っている。ちなみに健康体の人でも誰しも骨や筋肉の出っ張りはある。上記のように身体が全て吸収しているため気づかないだけなのである。誰もが通常は逃げ場を持っているのだが、疲労の蓄積により血行不足、そして発痛物質が溜まることによる筋肉の衰え、これらを放置しておくことで筋肉が硬くなり、関節の稼動域が悪くなる。身体にあるはずのしなやかさがなくなり、逃げ場がつくれなくなり、最終的には擦れた部分が炎症を起こし腰痛が悪化してしまうのである。つまり、誰しもひどい腰痛になってしまうということだ。毎日のケアの大切さが分かっていただけたと思う。このような状態になってから腰痛対策に力を入れはじめても遅い。日々の腰痛対策を心がけてほしい。